石巻市の震災遺構へ
2024.10.15
こんにちは。
先日、まだ夏の暑さが少し残る宮城県へ行ってきました。
メインの仙台市から少し足を伸ばして石巻市へ。目的は、東日本大震災の遺構見学です。
いくつかある見学地の中から「門脇小学校」へ行ってみました。
ここは東日本大震災関連で唯一、津波と津波火災の遺構が見学できる場所とのことです。
展示では、津波と火災で被災した学校内の様子を実際に見ることができます。
1階部分は津波で流されてきた瓦礫で何の部屋だかわからない状態でしたが、2階・3階部分は小さな机が並んでいて、
地震直前まで授業をしていた様子が残っています。
ガソリンが漏れて引火し、燃えながら流れてきた車や家が校舎にぶつかり引火して、3日間燃え続けたとのこと。
火災の可能性を考えると、建物の上に逃げるだけでは命を守ることが難しい…。
この学校では、日頃の避難訓練で裏山へ逃げることが徹底されており、当日も揉めること無く避難できたそうです。
他にも、実際に使用されいていた仮設住宅の展示や避難した当時の小学生や教員の証言、
門脇小学校のあゆみや、震災前と後の街の変化なども展示されていました。
学校の前は、きれいに整備された公園。
かつて街が広がっていたと思うと言葉を失います。
今年は、新潟県中越地震から20年です。
当時、私は友人と出掛けていていました。皆さんはどこにいましたか?(生まれてたよね?!)
すぐ行動に移すためには、日頃の備えに尽きます。
日頃から、家族と定期的に話し合うことが重要だということを改めて実感し学びました。
…という、ちょっと真面目な旅をしてきました。
営業部・あだちでしたー。